
鏡文字のタイトル
この日記帳の本体背表紙に箔押しされている題名は『Diary of Angel』の鏡文字になっています。 これは「日記帳の中の天使」にとっては「こちら側=本の外側」の世界全体が本物の『天使の日記帳』になっているという意味をあらわしたものです。つまり、本の「内側」と「外側」がひっくり返っているわけです。 日記帳の中の天使の視点で、日記帳の内側から背表紙に向かっているつもりになってみてください。
そしてこの鏡文字はまた、天使がこの本から抜け出すための「しるし」のようなものでもあります。
ところで、天使が抜け出してくる 「こちら側」の世界とは……
日記帳の中でページ(時間)にまたがって存在している天使が抜け出してくる「こちら側」とは、
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「印刷された紙を折り畳むということは、ほととんど宗教的といえる行為である。
だがそれ以上に素晴らしいのは、
紙の積み重ねが厚みをもつことで、まさに魂の小さな墓標をかたちづくることである。」
「小箱のようにページを積み重ねることで、剥き出しの空間から、無限に折り重ねた繊細なもの、
それ自体で充足した存在の親密さを守っているもの 」
そして、それゆえに本は開かれなければならない。
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「世界は一冊の美しい書物となるために作られているのです。」
「永遠は時間が生み出したものに恋している。」
ウィリアム・ブレイク
「別々のページを同時に開くことはできない」
フランスの諺
「天使が多くいればいるほど、自由な空間は広くなる」
エマヌエル・スウェーデンボリ
「この扉は閉じられているのと同時に、開かれている」
マルセル・デュシャン